変わったこと
Claude CodeはAnthropicのコーディングエージェントです。リポジトリを読み、ファイルを編集し、ターミナル、ブラウザ、デスクトップアプリ、電話からプルリクエストを開けます。ローカルセッションは自分のコンピュータで動き、そのコンピュータが止まると止まります。クラウドセッションはリモートのインフラで動きます。
2026年9月23日、XアカウントのClaudeDevsは、クラウドセッションが正式に利用可能になり、リサーチプレビューを終えたと述べました(https://x.com/ClaudeDevs/status/2102871550974427462)。同じ投稿は、ノートPCを閉じたままでもClaude Codeが動き続けるとも書いています。Anthropicのクラウドセッションのドキュメントは、ノートPCを閉じたあともセッションが動き続け、どの端末からでも確認したり指示したりできるとしています。これらのページは、この機能をPro、Max、Teamの各プランと、プレミアムシートまたはChat + Claude Codeシートを持つEnterpriseユーザー向けに掲げています。機能がリサーチプレビューを終えたとは書いていません。既定はAnthropicが管理するインフラで、作業が組織のセルフホスト環境へルーティングされたときだけ、セッションはその環境で動きます。
Anthropicがホストするインフラでは、クラウドセッションは一定時間操作がないと止まり、そのセッションの仮想マシンは回収されます。MCP(Model Context Protocol)コネクタのツール呼び出しの承認を待っている時間や、MCPサーバーへのサインインを待っている時間は非アクティブとして数えられ、その待ち時間のあいだにセッションが期限切れになることがあります。claude.ai/codeでセッションを開き直すと、会話履歴を復元した新しい仮想マシンが用意され、権限モードはセッションがもともと使っていたモードのままです。VMが回収された時点でまだ動いていたバックグラウンド処理、たとえばサブエージェントやシェルコマンドは復元されません。セルフホスト環境では、ランナーがアイドル状態のセッションを解放でき、メッセージを送るとそれまでの権限モードで再開します。
ClaudeDevsは、claude.ai/code、ClaudeモバイルアプリのCodeタブ、デスクトップアプリ、またはCLIのclaude --cloudからクラウドセッションを始められると述べました。Anthropicのドキュメントは、この4か所を掲げ、さらにRoutinesを加えています。スケジュールされた実行とトリガーされた実行は、それぞれクラウドセッションとして動きます。
- Cloneして準備する リポジトリはAnthropicが管理するVMにcloneされ、設定されていればセットアップスクリプトが動きます。
- ネットワークを構成する インターネットアクセスは、クラウド環境のアクセスレベルに従います。
- 作業する Claudeはコードを分析し、変更し、テストを実行し、自分の作業を確認します。見守って指示することも、あとから戻ることもできます。
- ブランチをpushする Claudeが区切りに達すると、ブランチをGitHubへpushします。セッションは、レビュー、プルリクエスト、または次のメッセージのために開いたままです。
- ブラウザ: claude.ai/code。ウェブ上のClaude Codeとも呼びます。
- モバイル: ClaudeアプリのCodeタブ
- デスクトップアプリ: セッション開始時にLocalではなくCloudを選びます。
- ターミナル: claude --cloud
- Routines: スケジュール実行とトリガー実行で、それぞれがクラウドセッションです。
| セッションの種類 | コードが動く場所 | 切断しても動き続けるか |
|---|---|---|
| クラウドセッション | クラウドVM。既定はAnthropicが管理 | はい |
| ローカルセッション | 自分のマシン | いいえ |
| Remote Control付きローカルセッション | 自分のマシン | セッションが自分のマシンで開いたままのあいだ |
セッションの開始
GitHubがcloneとpushの既定の経路です。Anthropicのドキュメントは、クラウドセッションがコードをcloneしブランチをpushするには、GitHubリポジトリへのアクセスが必要だとしています。CLIでは、claude --cloudはローカルのチェックアウトではなく、現在のディレクトリのGitHubリモートを現在のブランチでcloneします。そのコミットをVMに載せるなら、ローカルのコミットを先にpushします。
gitリモートのないリポジトリから、またはClaude GitHub Appがインストールされていないgithub.comのリポジトリからclaude --cloudを実行すると、Claude Codeはローカルリポジトリをbundleにしてクラウドセッションへアップロードします。CCR_FORCE_BUNDLE=1を設定すると、GitLab、Bitbucket、その他のGitHub以外のリモートでも、そのアップロードを強制します。bundleから始めたセッションは、GitHub接続にpush権限があるとき、GitHubリモートへpushし戻せます。GitHub以外のリモートへ結果をpushし戻すことはできません。
TeamとEnterpriseのプランでは、claude.ai/codeのSign in with GitHubの手順は、Claude組織のOwnerがAdmin settings > ConnectorsでGitHubコネクタをオンにしたあとに動作します。それまでは、その手順はGitHubアクセスが必要だと表示します。2つ目の任意のOwner向けトグルであるQuick web setupは、CLIの/web-setupを再び表示します。CLIの--cloudフラグは、allow_remote_sessionsポリシーも必要とします。Enterpriseの組織では、Ownerがクラウドセッションを有効にする必要がある場合があります。
クレジットとレート制限
ClaudeDevsは、既存の購読者がクラウドセッションを試せるよう、Proで$100、Maxで$250の一回限りのクレジットを提示しました。投稿は、クレジットはアカウントにつき1つ、クラウドセッション専用で、申請期限は10月7日だとしています。クレジットは利用上限とは別で、クラウドセッションが始まると自動で適用され、ローカルで上限に達してもクレジットが尽きるまでクラウドで続けられる、ともしています。申請はhttps://claude.ai/code/claim-credit/10、またはCLIの/claim-creditです。
Anthropicのドキュメントは、クラウドセッションがアカウント上の他のすべてのClaudeおよびClaude Codeの利用とレート制限を共有するとしています。複数のタスクを並列に走らせると、その制限を比例して多く消費します。クラウドVMのコンピューティング料金は別途かかりません。
出典
あわせて
資料と編集方針
2026年9月23日のClaudeDevs投稿の全文(https://x.com/ClaudeDevs/status/2102871550974427462)を読み、プランの対象、持続、アイドル時の回収と権限モードの再開、開始場所、既定のcloneとpushの経路であるGitHub、ローカルbundleの例外、Sign in with GitHubの手順、レート制限、allow_remote_sessions、Quick web setup、Zero Data Retention、サードパーティ提供者に関する記述を、Anthropicのクラウドセッションのページとウェブクイックスタートのページから抽出した全文と照合しました。機能がリサーチプレビューを終えたという発表の文言と、既存購読者向けのPro/Maxの一回限りのクレジット条件(金額、アカウントにつき1つ、クラウドセッション専用、利用上限とは別、自動適用、ローカル上限の一文、10月7日、申請経路)は、この投稿に帰属します。それらの製品ページは、名前のあるプランでの提供を掲げているだけで、リサーチプレビューの終了、クレジット、別枠のクラウド許容量は述べていません。Claude Codeの変更履歴は、ページ全体ではなく先頭部分に範囲を限って、対応する提供やクレジットの記述があるかを確認しました。