変わったこと

2026年9月28日、ClaudeDevs は、アカウントを切り替える蒸留攻撃を抑えるため、Sonnet 5.5 とともに preserved thinking を拡張すると述べました。その投稿では、thinking はそれを生成した元の organization に残り、セッションの途中でアカウントを切り替えると、Claude がセッションを読み直し、新しい thinking を作ります。

Anthropic の preserved-thinking ページでは、preserved thinking は、前のターンから送り返された thinking ブロックをモデルが使ってよいかを決めます。thinking ブロックは、その前のターンの推論であり、履歴と一緒に再び含まれます。Sonnet 5.5 のブロックは、それを作ったアカウントか、そのアカウントに紐づくアカウントでだけ動きます。アカウントの規則は、それ以前のモデルの thinking ブロックには手を付けません。

ClaudeDevs は、この切り替えを、読み直して新しい thinking を作るものとして説明しています。ドキュメントが書く結果はもっと静かです。リクエストは成功し、API は別アカウントのブロックをモデルが見る前に捨て、モデルはその推論なしで答えます。Claude API と Google Cloud では、thinking-binding-controls-2026-08-01 ベータヘッダーがあると、応答がそれらの破棄を input_transformations に thinking_dropped、reason organization_binding_mismatch として一つずつ並べます。ヘッダーがなければ、破棄は黙ったままです。捨てられたブロックは課金されません。

確認が要るところ

あるアカウントの Sonnet 5.5 thinking ブロックを、別のアカウントが作るリクエストに入れる連携は確認します。Claude Code、claude.ai、Claude Managed Agents、Claude Agent SDK は、リクエストを組み立てるときには変更が不要です。セッションの間 system prompt と tools を固定し、メッセージだけを追記するコードも、同じく変更しないグループです。

アカウントのバインディングは prefix の検査とは別です。prefix は system prompt、tools、そして thinking ブロックより前のメッセージです。その prefix が変わると、ブロックはもう有効ではありません。2026年8月31日 00:00 UTC 以降に作られたアカウントでは、API が Fable 5.1、Opus 5.5、Sonnet 5.5 にこの検査を適用し、prefix_mismatch_behavior が drop_block でなければ 400 を返します。この新規アカウントの基準日は Claude API とクラウドプラットフォームに適用されます。より古いアカウントでは、リクエストが prefix_mismatch_behavior を指定したときだけ API が検査を適用するので、古いキーでエラーなく通った実行が、新しいキーの返す 400 を見逃すことがあります。このフィールドには thinking-binding-controls-2026-08-01 ベータヘッダーが必要です。drop_block の下では捨てられたブロックは課金されませんが、Claude は欠けた推論を作り直すために長く考えることがあり、セッションがより多くのトークンを使うことがあります。

block_binding は prefix_mismatch_behavior を載せる設定です。between_tools は thinking のモードです。Sonnet 5.5 では、block_binding は thinking type が adaptive のときだけ受け付けられます。between_tools と一緒に block_binding を送ると 400 が返ります。

どのモデルがブロックを読めるかは、三番目の検査です。Sonnet 5.5 は Sonnet 5、Opus 4.8、Haiku 4.5、およびそれ以前のモデルの推論を保ちます。Opus 5、Opus 5.5、Fable、Mythos から Sonnet 5.5 へ移ると、その以前の推論なしで続きます。ほかのモデルは Sonnet 5.5 の thinking を読まないので、Sonnet 5.5 からほかのどのモデルへ移っても、サーバー側フォールバックを含めて、それらのブロックは捨てられたまま続きます。

提供状況、価格、reset

ClaudeDevs は、Sonnet 5.5 が今 Claude Platform と Claude Code で使えると述べました。Claude Code changelog は、Anthropic API の既定 Sonnet モデルとして claude-sonnet-5-5 を追加し、1M context、Mtok あたり $2/$10、cache read は Mtok あたり $0.20 と書いています。changelog は $2/$10 を一組として書き、input と output のラベルは付けていません。

@claudeai は Sonnet 5.5 を Claude 5.5 ファミリーの二つ目のモデルと呼び、Sonnet 5 より 30% を超えて速く、ほとんどの作業で最大 30% 安いとしました。ClaudeDevs は、Sonnet 5 より賢く効率的で、30% 速く、ほとんどの作業で最大 30% 安いので Claude Code の使用量がより長く持つと述べ、バグ修正と素早い機能の反復を用途に挙げました。ClaudeDevs はまた、Pro、Max、Team のすべてのユーザーに先週の火曜日 reset が付与されたと述べました。まだ使っていなければ、10月22日より前なら、好きなときに適用できます。その投稿にはクレジットの量がなく、10月22日にはタイムゾーンがありません。

まだ開いている点

preserved-thinking のページは、ブロックを出したアカウントに紐づくアカウントを認めており、どのアカウントが条件を満たすかは書いていません。Claude API と Google Cloud 向けの organization_binding_mismatch の記載を説明しています。新しい thinking を生む再読は、セッション途中の切り替えについての ClaudeDevs の説明です。ページは、もう一方のアカウントのリクエストは成功し、API はモデルが見る前にブロックを破棄し、モデルはその推論なしで答える、と述べています。reset の投稿はクレジット額を示しておらず、Oct 22 より前という日付にはタイムゾーンがありません。

出典

Claude Developers · @ClaudeDevs

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資料と編集方針

アカウントの規則、prefix の検査、Sonnet 5.5 の thinking を読めるモデルは、Anthropic の preserved-thinking ページから取り、2026年9月28日に確認しました。同じ日に確認した Claude Code changelog が、Anthropic API の既定 Sonnet モデルとして claude-sonnet-5-5 を追加する行の出典です。その行には 1M context、Mtok あたり $2/$10、cache read は Mtok あたり $0.20 とあります。提供状況、速度と節約の比較、usage reset は、ClaudeDevs の投稿と、2026年9月28日同日の @claudeai および ClaudeDevs の公開投稿から来ています。clau.de/reset の reset ページは開いていません。ClaudeDevs は Pro、Max、Team のユーザーを挙げ、reset は先週の火曜日に付与されたと述べ、未使用の reset は 10月22日より前でも適用できると述べています。その投稿にはクレジットの量もタイムゾーンもありません。速度の計測も価格の比較も行っていません。